Shure SE425  レビュー 

2018-12-10

se425

shureのイヤホンです。いわゆる定番機種のひとつです。

SE215などのエントリークラスをお使いになっている方が、ステップアップとして選ぶということも多いと思います。

電車の中でよく使っているのですが、遮音性が高いので音楽に集中できますね。

使い勝手

遮音性はかなり高いです。これ以上となると耳の型をとってカスタムするしかない。

あと頑丈。踏んでも壊れなかった。

音質

低音が少ない分、中高音に寄ってるように感じるかもしれません。

ギターの音はかなり良い。

高音が強いけど、キラキラ系じゃなくスーッと伸びる感じなので自然な感じです。

低音は少なめなので、それが気に入るかどうかですね。

個人的には気に入っています。

イヤーピース

自分は ComplyのT-100 のLサイズがぴったりでした。

他のイヤホンだとMサイズのものが一番よかったのですが、なぜかSE425はLサイズがよかったです。

他のイヤーピースのMサイズを使っていたときも大きな不満があったわけではないのですが、ComplyのT-100のLサイズに替えると、遮音性が一気に高まり、それに伴い細かい音が音量をあげなくても、小さい音で聴こえるようになりました。

まさか自分がLサイズがぴったりだとは思いませんでした。

「遮音性が足りないなぁ」と考えている方はぜひ試してみてください。

SE535との比較、違い

se535はすべての音が主張しています。

その分迫力があって、印象にも残りました。

SE535もモニターライクな音ですが、どちらかといえば、「ノリノリで楽しく音楽を聴こう」という感じです。

また、解像度はSE535のほうが高いです。

対して、SE425は、バランスよく、見通しがいいです。SE535よりも音の調和がとりやすく、飽きにくい音です。

そして両者の一番の違いは低音です。量感が全く違います。

SE425は低音の量感のなさが不満という人も多いのですが、SE535で低音の量で納得できないという人は少ないでしょう。

SE535が低音が多すぎるというわけではありません。あくまで原音忠実な範囲の中です。

その差が、楽しくリスニングするならSE535、という評価の要因なのだと思います。

ケーブル

純正のケーブルは長すぎるという意見が多いみたいですね。音質という点では、普通に良いものです。足を引っ張るということはなく、下手に替えるより音質という点では安心だと思います。

しかし、リケーブルはオーディオの楽しみの一つですし、なにより使い勝手が悪いとストレスで楽しく音楽が聴けません。不満があるときは思い切って替えてみましょう。汎用性の高いmmcx端子ですから、ケーブル交換の選択肢は多いと思います。

クリアな音を際立たせたいなら、銀線や銀をコーティングしたものがいいと思います。少しウェット気味の暖色方向に向かうには銅線がいいでしょう。

自分はwestoneの銅線オンリーのケーブルを使っています。 クリアな音は損なわずに、リラックスできる低音を出してくれるので気に入っています。

se425

 

まとめ

高級イヤホンとして、第一候補になりやすいSHUREのイヤホンですが、名機としてよく聞くのはSE215 SE535 SE846だと思います。

影がうすいSE425ですが、他社のより高価なイヤホンやヘッドホン、スピーカーを持っていても頻繁にSE425は使っています。