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バッハ フランス組曲 楽譜の違い ヘンレと全音(市田版)

バッハのフランス組曲の楽譜ヘンレと市田版全音を買った。

フランス組曲の楽譜選びは難しいと思う。というのも自筆譜は残されておらず、弟子の写本からおこされたものだから。

レイアウトも似ていて使いやすいと思っていたのだが、けっこう音の違いがある。

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例えば、

バッハ :フランス組曲 第3番 BWV 814

・2曲目 クーラント 16小節目(後半) 右手部分 中声部(アルト) レ(#)ミ (ソプラノはファソ バスはシラソ)

全音ではレの♮だがヘンレではレに#がつく

・7曲目  ジーグ 44小節目 右手部分 レシファレシレ#(ミ)

全音では最後の音がミ(E)だがヘンレではレ#(D#)

 

分かりづらくて申し訳ない。

パッと見ただけでこれだけ差異があったので、他にも多数あるのだろう。

全音の市田版はベーレンライターの新バッハ全集を基につくっているので、信頼性はヘンレに劣らないと思う。