スピーカー試聴レビュー まとめ
今までの試聴してきたスピーカーのまとめです。買ってはない。
つまりあまり当てにするな
価格帯は色々です。
実際に導入したのはこのページで↓
SONYのスピーカー
Sonyは使いやすさに優れているイメージ。
高音がシャリシャリしやすいので、それが向いているかどうか。
なお、SS-AR2やSS-NA5ESは別格です。多分、設計は全然違う人がやっているのではないかと。
SS-HA1
SONYらしい、クリアでハッキリした音です。高音が細かく、低音が広がる。やや高音が強いかも。
音が、前に飛んでくるタイプで輪郭が丸い感じでした。
ツイーターが複数あり、上面にもついているので、セッティングを詰めなくても音が広がります。リスニングエリアは広くとれるのでリビングでも良さそうですね。音場は左右に広いです。
エンクロージャーはアルミで、多面体でフラッターエコーを低減しているようです。
ちなみにツイーターを凹ませてもすぐ復元できるようです。
SS-CS5
割と中庸的な音です。この価格帯は虚仮威しな音が多いので、良心的なスピーカーだと思います。
音場が広いのが良いところ。
YAMAHA NS-F210
優しい音色で、聴いていて疲れることはありません。YAMAHAらしい、味付けが少ないように感じる音質です。音の輪郭は尖っておらず、やや丸めです。音色の傾向としては、暖色系ですね。やや解像度は低め。
非常に細身なのですが、低音はしっかり出ているので迫力不足ということはないと思います。
一方、音に厚みはあまり感じません。価格からすると弱点というほどではありませんが、スッキリ感がありすぎるようにも聴こえます。しかし、もしもマルチチャンネルを組むなら、この問題は解決するでしょう。どちらかというと、重厚感よりは迫力感を重視しているように感じました。シアター用途を念頭につくられたのでしょうね。
音場はやや広めです。映画などを楽しむには十分だと思います。定位は甘めでした。
高域と低域がやや強調されているように聴こえる。弱ドンシャリです。シアター用途ですと、こういう傾向のスピーカーが多いように思います。ややシャリつくことがあります。そこまで高いところまで伸びる、というわけではないようです。
中音域はやや引っ込んだイメージ。しかし、聴いていて違和感を覚えるほどではありません。ボーカルの声はしっかり出ています。
Victor EX-HR99(ウッドコーン)
アコースティック系の楽器と声はかなり良いと思います。
大音量だと高音が歪む気がしますが、日常生活の音量だと大丈夫かと思います。
良くも悪くもフルレンジスピーカー。
TANNOY Turnberry/GR
最初は違うスピーカーを目当てに店の中を移動していたのですが、TANNOYが鳴らした音楽を聴いていたら時間がいつの間にか経っていました。
ちゃんとしたセッティングではなかったかもしれませんが、とても良かったです。本当に感動的なスピーカーです。
いつか聴いたことのあるタンノイの音とはやや印象が違いました。昔のタンノイは繊細で神経質な性格(クラシックはこれが必要)でしたが、GRは柔らかく温かみのある音色でした。クラシック以外も良いと思います。
音に艶があり、楽器特有の響きや色彩感を感じます。また、音に厚みがあり、体の中まで浸透して響き渡るような音でした。低音もしっかり出て、迫力ある表現も可能です。リズム感もよし。音の重心はやや低め。
繊細で高音もしっかり伸びています。しかし耳に痛い音は出ないです。
同軸らしく、定位は抜群でした。かといって、音の出処が小さくなりすぎず、神経質にならずに音楽を楽しめます。まるで生演奏のような、自然な定位でした。ボーカルはやや前に出てきている印象です。
音場もかなり広いです。左右に非常に広く、体の横や後ろの方まで音が回り込み、包み込まれるようです。
REVEL PERFORMA3 F206
あまり見かけることのないスピーカーです。この前、はじめて鳴っているのを聴きました。
自然な有機的な音。エネルギー感はある。輪郭はやや丸めかなぁ。低音が自然で良い意味でオーディオ的ではない。
音場は広いです。左右に広いのはもちろん、奥行きもある。後ろの楽器隊と前の方にいる楽器やボーカルとの距離感が絶妙です。必要以上に離れすぎているわけでもなく、近すぎることもなく、音の程よい一体感を感じました。
違和感を感じにくいスピーカーだと思います。けっこう貴重なんですよ、これが。
Harbeth P3ESR
ハーベスのスピーカーという先入観から聴くと、思っていたよりも音が固かったです。スケール感も小さい。けっこうアンプを選ぶかも。もしくは音量を上げるか。「こんなに小さいのに、こんな音が出るの!?」みたいなことはありません。ある意味、期待通りのスケール感でした。
音の密度は高い。弦楽器の緊張感も再現できてる。楽器が楽器に聴こえます。
箱鳴りはしているはずなのに、エンクロージャーの音がしないのは凄いですね。うまく振動を外に逃がしています。自然界に近い音がします。
KRIPTON – KX-1
KXシリーズは旧Victorのオーディオ事業部の技術が引き継がれているので、ある意味歴史があるシリーズとなります。クリプトンのスピーカーは、よくオーディオ雑誌で受賞していたり、ベストバイにも選ばれていますね。あまりに雑誌での露出が多いので、少し胡散臭いですね。でも良いスピーカー。
スッキリとした、軽やかな音色。やや硬質?密閉型スピーカーだからか、低音の音階がハッキリ聴こえる。壁が近くても影響は少なめ。
音の重心は高い感じでした。
B&Wのスピーカー
信者とアンチが沢山要る。それだけ凄いメーカーです。B&W。
B&W685 S2
一応、S2のレビューですが、試聴段階では個人的に685とあまり差は感じられませんでした。輪郭が強くてパキパキした音。
上位機種と比べると、音が太い感じ。情報量は同価格帯の中だと多く感じる。ただ感じるだけで実際に多いかは試聴段階ではよくわかりませんでした。
B&W686
高音が強い。
B&W 805d3
前作と比べて違和感がどんどん少なくなっていく。え?位相?知らんなぁ。
何だかんだ言ってクラシックモニターですね。ピアノの倍音をしっかり表現できるのは貴重。
ただ音の輪郭が見えるので長時間はキツイかもしれません。スタジオはどうしてるんだろう?
B&W 805d4
提灯記事みたいで申し訳ないが、やはり前作より良いですね。ボージョレ・ヌーボーか。
音が柔らかい。人の声が自然。音の輪郭がなくて自然。
focal sopra no.2
もう少し柔らかい音をイメージしていたが割と硬め。音の輪郭もあるように思えます。
B&Wと比べるとクラシック以外に重きを置いているのかなぁ。
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