SONY h.ear in 2 IER-H500A  試聴レビュー ソニーのハイレゾ対応イヤホン

2019-01-23

ソニーのイヤホン、h.ear in 2(IER-H500A)の試聴レビューです。

低音の存在感があるイヤホンでした。

IER-H500Aの音質

音色の特徴

音質の印象として、きらびやかな感じですね。原音忠実というわけではありません。良くも悪くも、想像していたSONYサウンドです。

音一つ一つは細く、軽快な音です。反面、音の厚みや艶などはあまり感じられません。ドライな音質です。

SONYサウンドらしい音色で、音の色付けは割と濃いように感じます。

また、迫力感もあまりないですね。低音に存在感はあるのですが、迫力があるというわけではありません。

音の重みというよりは飛んでくる音を楽しむというイヤホンでしょうか。

解像度は高く感じます。しかし、その分、高音などがシャリつくように聴こえるかもしれません。

空間表現力

定位は良いです。ボーカルがしっかり真ん中に定位します。

音場はあまり広くありません。臨場感を楽しむイヤホンなのでしょう。

音楽のジャンル

打ち込み系の電子音楽などは向いていると思います。

POPSなども良いと思います。多少録音が悪くても、原音忠実というわけではないので良く聴こえると思います。

クラッシックなどはあまり向いていないと感じました。楽器が生っぽく聴こえませんでした。

音域

低音に特にパワー感があります。高音もやや持ち上げられて、SONYらしいドンシャリ傾向です。

高域

やや強調されているように聴こえます。

解像度は高く、量感もあるため、シャリつくこともあります。

スピード感の表現は良いですね。

中域

少し引っ込んでる印象です。

音の厚みはなく、やや薄いように感じられました。

低域

低音は好印象でした。

量感は十分にあります。楽しく音楽が聴くことができるのではないでしょうか。

質感も良く、弾むような低音です。リズム感よく跳ねてくれるので、音楽全体のスピード感に貢献しています。

IER-H500Aの使い勝手

多機能が売りのイヤホンでもあります。

コードにリモコンがあり、そこから多少の操作ができます。また、リモコンにマイクが内蔵されており、様々な使い方ができますね。

カラーバリエーションが多いので、お好みの色を自由に選ぶことができます。

装着感

イヤホン本体は存在感がありますが、耳にスッポリ入ってくれます。

使用中に耳から外れるということはないと思います。

音漏れ 遮音性

音漏れはあまりしないのではないでしょうか。

かなりの大音量でなければ、周囲に迷惑はかからないです。

遮音性も十分です。

電車の中で使用すると、多少音が入ってきますが、音楽の邪魔はしない程度だと思います。

IER-H500Aのまとめ

低音重視のイヤホンだと思います。その分、他の音域が少しだけ犠牲になっているのかもしれません。

おそらく、WALKMANのAシリーズと合わせて使うことを考えられてできたイヤホンだと思います。

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ご参考になれば嬉しいです。

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